「デュオ練」シリーズ

デュオ練・・・「2人」で練習。一人の練習より楽しいという意味(?)

「デュオ」練シリーズ 全音楽譜出版社
¥1,300(税抜)
宇畑知樹:監修協力/小野寺 真:編曲

フルート・クラリネット・サクソフォーン
トランペット・ホルン・トロンボーン・ユーフォニアム
高音木管(フルート・オーボエ・クラリネット&ソプラノサックス)
中低音セクション(ユーフォニウム・チューバ・バスクラリネット・ファゴット・テナーサックス・バリトンサックス・コントラバス)

「デュオ」練とは、2人で練習することですが、
一人で練習するより楽しくアンサンブルできる、というのはどうでしょう♫

このシリーズは同じ楽器だけでなく、高音木管・中低音セクションもあります。

人数が少なく、一人で寂しい思いをしている
オーボエ・ファゴット・コントラバスなどなど。
他の楽器一緒にでも練習できるという嬉しい配慮がされています。

内容は、合奏のための準備体操的な発想のようですが、なかなか優れものです。
2人で”合わせる”ためのテクニックを、単純な楽譜を使って効率良く練習できます。
初心者でもOK。

【第1部】基礎トレーニング
ブレス・トレーニング・・・吸う・吐くをそろえる
ユニゾン練習・・・音程を合わせる
アタック~コア~リリース・・・アタックのタイミングと種類を合わせる
ブレンド・・・音色を整える・耳を養う
音のスピード感(バランス)・・・音のスピードを使い分ける
インターバル・・・5度・3度の音程感
ハーモニー練習・・・3~4人で。Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの三和音の響きを体感
分散和音①・・・Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ和音の音程感
分散和音②・・・和音を2人で交互に
スケール・・・半音階・3度・4度を2人で一緒に
リズム・リレー・・・リズムのまね。聴く力と再現する力
アーティキュレーション・リレー・・・アーティキュレーションのまね。
1つのフレーズを2人で・・・フレーズを2人で手分けして
アインザッツを出す・・・2人だけで頭を合わせる
(注:楽器によって項目が多少異なります)

全音楽譜出版社のホームページに『デュオ練 実演動画』があります。
練習の仕方がみれます。

【第2部】練習曲
ルネサンス期・・・プレトリウス/舞曲集「テレプシコーレ」より カナリー
バロック期・・・ヴィヴァルディ/「四季」より 冬
古典期・・・モーツァルト/「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第3楽章より
ロマン期・・・ブラームス/「交響曲第1番」終楽章より
近代の音楽・・・ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ より
現代音楽・・・バルトーク/中国の不思議な役人 より

(おまけ・・・)
プレトリウス/舞曲集「テレプシコーレ」より スパニョレッタ
小野寺 真/小さなワルツ
J.S.バッハ/「ブランデンブルグ協奏曲 第1番」より メヌエット

音楽の歴史に合わせて選曲されています。
様々な時代の音楽をアンサンブルで体験してみましょう。

これ一冊でデュオの練習、楽しさ倍増です!!


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