日立交響楽団 第134回定期演奏会
【日時】2024年12月1日(日)13:00開場 14:00開演
【開場】日立シビックセンター 音楽ホール
【指揮】相良 浩
【チケット】一般:1,000円 学生(高校生以下):500円 小学生以下:無料
全席自由
当日券お取り扱い E-mail contact@hitachi-hso.com
【お問い合わせ】 TEL 090-8806-5587(日立Astemo(株) 志磨)
H響ホームページ http://www.hitachi-hso.com/index.html
【曲目】ベルリオーズ/幻想交響曲
ヨハン・シュトラウス二世/皇帝円舞曲
デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」
日立交響楽団、秋の定期演奏会です。“今回も”素晴らしい選曲!!
魔法使いの弟子と幻想が聴けます♪
ベルリオーズ(1803-1869)の幻想交響曲。5楽章からなる大作です。
一生に一度は聴いてみたい曲ではと思います。
その歴史的な価値については、標題音楽の代表作ならではのストーリー性。(作曲者の失恋を題材にしている。。。)
イデーフィクス(固定楽想)と呼ばれる各楽章のあちこちで形を変えて奏される主題。
楽器屋的には使われている“楽器”です。
まずステージに並んだ時にその多さに圧巻。珍しい楽器たちを紹介します。
コールアングレ(イングリッシュホルン)が交響曲に使われたのは、幻想が初めてのようです。
3楽章でオーボエ(バンダ・舞台裏で演奏されます)との掛け合いで奏されます。
ファンファーレで使われるコルネットも珍しいかもしれません。
ハープについては、ベルリオーズは4台と指定しています。何台も並ぶとびっくりします。
何故かファゴットだけ4本です。(その頃のパリのオケでは習慣だったようです)
小クラリネットと記載のあるクラリネットはEb(エス)クラリネットです。
5楽章で、姿を変えた恋人の印象的な部分で使われます。
特にオフィクレイドと、5楽章に鳴らされる鐘(カリヨン)には注目です。
オフィクレイドは実物を見ることも少なくなり、今ではチューバなどで代用されています。
大雑把に言うと、金管楽器(金管用マウスピースで吹きます)なのに、サックスの様なキーがついていて、ファゴットの形をした楽器です??
鐘(カリオン)はチューブラベル(歌ののど自慢♪)で代用されることもあります。
音の指定としてはCとGの2台の鐘(カリオン)を使います。“幻想専用”の鐘があるようです。
一生に一度は“観てみたい”名曲です♪